2023.07.25

食品原料としての天日塩

天然 塩

天日塩は食用には適さない—そう思い込んでいませんか。
自然環境に優しい製法で作られる天日塩は、太陽や風など自然の力で水分を蒸発させるため、その過程で細かな砂や植物片などの夾雑物混入するリスクは避けられません。とはいえ、食用に適さないと判断するのは早計です。実際、日本国内の食品メーカーの中には、オーストラリアの豊かな自然環境の元で作られる天日塩・シャークベイソルトを採用している企業が多数存在します。今回は、国内食品メーカーにおける導入事例を交えながら、シャークベイソルトの活用についてご紹介します。

国内食品メーカーで天日塩を採用する動き

近年、塩の価格変動という環境変化、その中で、生産過程での環境負荷が少ない輸入天日塩の特長に着目される機会が増え、食品加工の原料として天日塩の使用を検討するユーザーが増えています。ここで気になる点が「天日塩は夾雑物が混入している」というイメージ。日本国内で食用として流通している塩は、製塩過程で夾雑物が取り除かれた、せんごう塩が多くを占めています。せんごう塩から天日塩への切り替えに当たって、食用として利用することに抵抗を感じるユーザーは依然としていらっしゃいます。
その中でポイントとなるのが、夾雑物を取り除く過程を踏むこと。三井物産では、製品出荷時に全国にある出荷拠点で、目視や磁石、金属探知機を使った夾雑物除去を行っています。
また、天日塩を使用する際に、需要家様の方で夾雑物を取り除く工程があると、より安心してお使い頂けます。それだけで、天日塩を問題なく利用している食品メーカーは多数おり、実際、日本の食品加工用途で1年間に使用される約100万トンの塩のうち、天日塩・シャークベイソルトは約1割のシェアを占めています。

天日塩 食品メーカーイメージ

天日塩の夾雑物をろ過するノウハウ

醤油メーカーを例にご紹介しましょう。醤油の製造には大量の塩を必要としますが、原料として生成する塩水をろ過する工程を組み込み、夾雑物を除去する事例が多数あります。ユーザーの中には「シャークベイソルトは溶解度合いがニーズに合っている」と評価頂いている例もあり、大手を含む様々な醤油メーカーの皆様に、食用に適した塩としてご利用いただいています。
また、漬物メーカーや水産加工メーカーも大量の塩を必要としますが、多くは材料を「塩蔵」用に使用する中で夾雑物を取り除くことができ、最終製品に夾雑物が混入することはありません。それどころか、天日塩に含まれるミネラル分が最終製品の味わいに良い効果をもたらしている、という声もあるほどです。
またこれまでは、天日塩を使用する中で、ユーザー様自身で夾雑物を取り除いている例を紹介していますが、独自の技術で除去し、天日塩を原料にした食品向けにそのまま使用可能な精製塩も日本国内で製造しておりますので、ぜひご検討下さい。

天日塩 醤油

ご希望のお客様に国内ろ過機メーカーをご紹介

天日塩は、生産工程で化石燃料を必要としないため、せんごう塩と比べて環境に優しいだけでなく、価格安定性が高いです。夾雑物の混入を不安視する方もいらっしゃいますが、食品加工工程での対策により安心・安全に利用しているユーザーは多数存在します。
新しい設備の導入に不安な方は、ぜひ一度ご相談ください。三井物産では、すでにシャークベイソルトを導入された企業の皆様からのノウハウを元に、ユーザーに最適なろ過システムを提案できる体制を整えています。
原料塩の価格差と、天日塩導入のために必要な設備投資費用。比較していただければ、シャークベイソルトが経費削減の切り札になることを実感していただけることでしょう。

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