2022.12.15

自然の力だけで結晶化する天日塩。その魅力に迫る!

シャークベイ 塩天然 塩

塩に種類があることをご存知ですか。
もちろん、塩である限り成分の大半が塩化ナトリウム(NaCl)なのは当然のことですが、実は土地によって様々な塩の産出、製造法があり、種類の異なる塩が存在します。たとえば、日本で生産されているのは海水を採取し、煮詰めて水分を飛ばしてつくる「せんごう塩」がほとんどです。一方、広い土地と気候に恵まれた地域では、人工的なエネルギーを使わず自然の力だけを利用して塩を結晶化させる「天日塩」もつくられています。
今回は、「天日塩」の魅力について深掘りしてみます。

自然の力でゆっくり結晶化する天日塩

「天日塩」とは、海水を広大な大地に引き込み、太陽と風の力で水分を蒸発させて塩を結晶化する製法です。一方「せんごう塩」は、海水などを煮詰めて水分を飛ばし結晶化させる製法です。
自然の力を利用した「天日塩」は、時間をかけてゆっくり結晶化するため、粒の中にカルシウム、マグネシウムなどのミネラル成分が含まれます。ミネラル成分の含有量は結晶化のスピードによっても変わってくるため、原料となる海水を採取する海の環境はもちろん、塩田が広がる土地の気候風土にも左右されます。それが自然の力で育まれる「天日塩」の魅力のひとつといえるでしょう。

ミネラル成分を多く含む鍵となる、天日塩の製法についてはこちらの記事 何が違う?「国内産の塩」と「シャークベイ産の塩」で詳しく解説しています。

天日塩がまろやかに感じるのはなぜ?

天日塩は、一般に、旨みや甘味も含んだまろやかなしょっぱさで、後味がクリアだといわれます。
塩に味の違いがあるのか?と思われる方も多いと思いことでしょう。確かに、日本の食塩には「塩化ナトリウム99%以上」という規格があるため、成分的に大きな違いがあるわけではありません。ただし、人間の味覚は「触感」にも影響を受けるため、成分がほぼ同じでも、塩粒の形や大きさが異なると、味に違いを感じることがあります。もちろん、微量ミネラル成分に由来する味の違いもあるとは思いますが、舌の触覚は案外鋭敏で、粒形の違いを味の違いと認識しているのかもしれません。
天日塩は、自然の力で時間をかけてゆっくり結晶化するため、形も大きさも一粒ごとに個性的。舌触りもいろいろなら、溶ける速さにも違いがあることから「まろやかなしょっぱさ」を感じるのではないか、といわれています。味の感じ方は人それぞれなので一概にはいえませんが、興味のある方はぜひ比べてみてください。

世界有数の「きれいな塩」シャークベイソルト

天日塩に欠点があるとしたら、微量の「夾雑物(異物)」が混入する場合があることです。夾雑物とは自然由来の砂・土埃や葉等ですが、自然環境の中で結晶化する故に避けられないものではあります。
これを可能な限り取り除くために大切なのが、洗浄工程と、日本国内のお客様にお届けするまでの品質管理です。
シャークベイ塩田では、重機を使って収穫した天日原塩を、塩分濃度の高い綺麗な海水を使って洗浄し、塩の結晶表面についた夾雑物を洗い流しています。
また豪州から日本へ運ぶにはバルク船という大型船を使いますが、塩の荷役運搬過程でも異物が混入しないよう、細心の注意を払って実施しています。
更に日本国内では、製品包装時に人の目や機械を使用して異物を取り除いています。
もちろん、高品質な塩を生産するためには、はじめから「きれいな塩」であることが大前提。そこで大切になるのが、原材料である海水を汲み上げる海の環境です。


たとえば、シャークベイソルトの原材料となる海水は、ユネスコの世界自然遺産に登録されたオーストラリアのシャークベイで採取されています。湾周辺の陸地は荒涼とした乾いた風景が広がり、長らく人間が住み着くことができなかったため、豊かな自然が守られてきた地域です。イルカやザトウクジラ、ミドリウミガメなど300種を超える生物が生息し、世界最大のジュゴンの生息地として知られています。
海水、太陽、風という天然資源に恵まれ、手付かずの自然が残るシャークベイ。ここで厳格な品質管理体制のもとで生産されるからこそ、シャークベイソルトは世界有数の「きれいな塩」と呼ばれているのです。

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